本記事は、2009年7月17日に掲載された、G-Search sideB記事を再掲載しています。
「いまなにしてる?」の問いかけに自由につぶやくインターネットサービス「Twitter」が人気だという。
チャットでもない、ブログでもない、今までにない手軽さが受けている理由だ。使い方はいろいろ、オバマ米大統領は選挙期間に今していることをつぶやき、有権者に訴えかけることに成功した。
そんな「Twitter」についてG-Searchの『新聞・雑誌記事横断検索』で調べてみた。
「Twitter」ってなんだろう
2006年7月に米国で始まり、爆発的に利用者を増やして2008年4月には初の他言語版として日本語版も公開された。
ブログの簡易版という意味で「ミニブログ」「マイクロブログ」と呼ばれることもあるが、最大140文字の短いメッセージを好きな時に発信するというのが最大の特徴である。
チャットのように短い文章なのに、ブログのように好きな時に読み書きができる。最近、SNSなどのインターネットサービスでのコミュニケーション疲れが指摘されているが、疲れた現代人にピッタリな気楽なサービスと言えるだろう。
濃密すぎるコミュニケーションに疲れたら
知らない人と対話する。インターネットの最大の楽しみで多くの人がブログやSNS、チャットなど利用しているだろう。しかし、最初は楽しかったブログやSNSも読者の期待に応えなければ、頻繁に更新しなければというプレッシャーで面倒くさくなってしまう人も。
良くも悪くも「不特定」の「他人」との対話だったものが「特定」の「知り合い」との濃密すぎるコミュニケーションになってしまっているのだ。
「Twitter」には「フォロー」という機能があり、興味を持った利用者のつぶやきを自動的に受信することができる。有名人でなくても、気になるあの人が今何を考えているのか、簡単にわかるのである。
こんな人が使ってる!企業のつぶやきも
例えば、あるロックバンドはコンサートの実況を「Twitter」でファンに提供している。今、どんな曲を演奏しているのか、現場にいるかのようにファンは知ることができるのだ。
オバマ米大統領は選挙期間中、「Twitter」を使って有権者へ訴えかけ、多くの人は親近感を覚えたという。他にもあのガチャピンも最近「Twitter」を始めたそうだ。
個人だけではなく、「Twitter」を導入する企業も増えているという。ある新聞社はサッカーW杯予選を「Twitter」で実況中継し、大好評を得た。プレスリリースを「Twitter」で発表する企業もあるという。
どんどん進化を続けるインターネット業界。疲れてしまった時は「Twitter」でゆるくつぶやいてみてはいかがだろう。