本記事は、2010年3月25日に掲載された、G-Search sideB記事を再掲載しています。

いよいよ、今年もプロ野球シーズンがやってきました。

先週のパリーグ開幕に引き続き、今週末からセリーグもペナントレースが開幕します。
今シーズンのセリーグ制覇はどのチームか?原・巨人の四連覇はあるのか?、寅年といえば阪神タイガースか?

という訳で今年のセリーグの順位予想をしてみました。

1位 巨人
2位 阪神
3位 中日
4位 横浜
5位 ヤクルト
6位 広島

昨年とは大きく変わっていませんが、根拠としては総合力から言えば、やはり巨人。寅年である点と城島選手の新加入で、阪神が2位。それから、横浜・尾花新監督の采配が期待できるため、横浜を4位としました。

ところで、特に巨人ファンの方もそうでない方も、巨人の四連覇が注目される中、寅年はこれまで一度も優勝できないというジンクスがある事はご存知でしょうか?

確か、巨人軍が全盛期のV9時代(1965~1973年)も、寅年によって記録が途切れました。このあたりも注目してみたいです。

また、毎年新たなスターが誕生している点もプロ野球の見所です。一昨年からの巨人・坂本選手、昨年からの巨人・松本選手といったここ数年間で一躍有名になった選手がたくさんいますが、今年はどんなスターが誕生するのか?

そこで、今シーズンの注目の新人として期待される、西武・菊池雄星と巨人・長野久義の動向を追うため、G-Search新聞・雑誌記事横断検索を使って調べてみましたのでご紹介します。

今シーズンの注目選手「菊地雄星」

昨年のドラフトで一番の目玉といえば、埼玉西武ライオンズの菊地雄星。

春の選抜甲子園で投げた剛速球150キロ台が話題を呼び、一躍全国に知られる投手になりました。

一方の夏の甲子園では、準決勝の中京大中京戦では背筋痛のため先発せず、途中から登板するも打ち込まれ、わずか11球でマウンドを降板し敗れた時の涙が印象的でした。
また、登録名を「雄星」とすることが発表され、背ネームも「YUSEI」。

ブルペンでの投球では「松坂を超えるのでは?」と評されるほどのピッチングも見せたほど。

残念ながら開幕一軍には間に合いませんでしたが、近い将来、日本球界を背負って立つ投手であることは誰もが認めている。一日も早く一軍のマウンドで投げる姿を見たいです。

注目の巨人ドラフト1位ルーキー「長野久義」

次に注目を集めるのは、巨人に入団した長野久義。
今年3度目の正直で、巨人からドラフト1位指名を受けた期待のルーキーは、今年のモットーに『一への執着』を掲げ、“1”にちなんで午前11時11分11秒に自主トレを開始。新人最年長となる25歳だが、合同自主トレでは、ランニングで先頭を走るなど積極性を前面に出している。

亀井、松本、鈴木、高橋由、谷ら外野の競争は激しいが「レベルの高いところで野球ができるのは楽しみ」と意欲十分だ。

ネット上には、「選手層の厚い外野で1位指名を受けたのだから活躍してもらわないと困る」などの声があるほか、巨人の長嶋茂雄終身名誉監督も「巨人では大田(泰示)と長野(久義)に期待している」と語るなど、本人にも相当なプレッシャーがかかりそうだ。

一昨年のセリーグ新人王は山口選手、去年の新人王は松本選手と、ここ最近は2年連続して巨人から選出されていますが、長野選手が今年の新人王を獲得できるか、大いに注目したいです。

もちろん、雄星と長野以外にも各球団に注目の新人が入団している。プロ野球ファンたちは彼らが一日も早く一軍でプレーする姿を心待ちにしている。

ただ最近の傾向としては、プロスポーツや娯楽メディアが多様化し、プロ野球離れといわれ、TV視聴率の低下や民放放送の中継が減少するなど、人気低下が懸念される昨今の日本プロ野球界ですが、プロ野球ファンにとっては今年も熱く盛り上がるシーズンになることを期待したいです。

参考

  • 雄星
    ウィキペディア(Wikipedia)
  • 長野久義
    ウィキペディア(Wikipedia)