本記事は、2010年1月28日に掲載された、G-Search sideB記事を再掲載しています。

2010年は南アフリカで行われるサッカーワールドカップの年。
楽しみにしている人も多いだろう。

しかし、その前にもう1つ大きなスポーツイベントがある。
そう、バンクーバーで行われる冬季オリンピックだ。

今回は日本人選手が出場する競技と選手の情報をG-Searchの「新聞・雑誌記事横断検索」と「人物情報横断検索」を使って紹介する。
どうしても、夏季オリンピックに比べて盛り上がりに欠けてしまう印象がある冬のオリンピックだが、これを読んで日本人選手を応援しよう。

バンクーバーってどこ?

まずは、バンクーバーの場所から。

カナダのブリティッシュコロンビア州の南西部に位置し、カナダでは8番目の人口規模の都市である。

日本との時差は17時間。
つまり、現地の正午は日本時間で翌日の午前5時。

注目される種目の多くは、日本時間の午前10時から午後2時に行われるので、リアルタイムでの観戦は難しいかもしれないが結果速報くらいは見ることが出来る人が多いだろう。

ちなみに、新聞記事によるとバンクーバーの冬は雨が多いらしく、競技運営、進行への影響が懸念されているという。

日本人選手が出場する種目は?

今回のバンクーバーオリンピックには14種目に94人の日本人選手が出場する予定である。

男子49人、女子45人で、最年長はスケルトンの越和宏選手の45歳。
最年少は、テレビでもたびたび話題にあがる女子スピードスケートの高木美帆選手で15歳。

冬季オリンピックで日本選手団が100人未満になるのは1994年のリレハンメル大会以来であり、前回のトリノ大会よりも18人少ない。

出場選手紹介

スキー:アルペン

佐々木明(ササキ アキラ) 男子回転、大回転
皆川賢太郎(ミナガワ ケンタロウ) 男子回転、大回転

スキー:クロスカントリー

恩田祐一(オンダ ユウイチ) 男子15km、50km、スプリント、チームスプリント、パシュート
成瀬野生(ナルセ ノブ) 男子15km、50km、スプリント、チームスプリント、パシュート
石田正子(イシダ マサコ) 女子10km、30km、4×5kmリレー、スプリント、チームスプリン ト、パシュート
夏見 円(ナツミ マドカ) 女子10km、30km、4×5kmリレー、スプリント、チームスプリン ト、パシュート
福田修子(フクダ ノブコ) 女子10km、30km、4×5kmリレー、スプリント、チームスプリント、パシュート
柏原理子(カシワバラ ミチコ) 女子10km、30km、4×5kmリレー、スプリント、チームスプリント、パシュート

スキー:ジャンプ

葛西紀明(カサイ ノリアキ) ノーマルヒル、ラージヒル、ラージヒル団体
伊東大貴(イトウ ダイキ) ノーマルヒル、ラージヒル、ラージヒル団体
栃本翔平(トチモト ショウヘイ) ノーマルヒル、ラージヒル、ラージヒル団体
岡部孝信(オカベ タカノブ) ノーマルヒル、ラージヒル、ラージヒル団体
竹内 択(タケウチ タク) ノーマルヒル、ラージヒル、ラージヒル団体

スキー:ノルディック複合

小林範仁(コバヤシ ノリヒト)ノーマルヒル、ラージヒル、ラージヒル団体
高橋大斗(タカハシ ダイト) ノーマルヒル、ラージヒル、ラージヒル団体
加藤大平(カトウ タイヘイ) ノーマルヒル、ラージヒル、ラージヒル団体
湊 祐介(ミナト ユウスケ) ノーマルヒル、ラージヒル、ラージヒル団体
渡部暁斗(ワタベ アキト) ノーマルヒル、ラージヒル、ラージヒル団体

スキー:フリースタイル

西 伸幸(ニシ ノブユキ) 男子モーグル
附田雄剛(ツキタ ユウゴ) 男子モーグル
尾﨑 快(オザキ カイ) 男子モーグル
遠藤 尚(エンドウ ショウ) 男子モーグル
上村愛子(ウエムラ アイコ) 女子モーグル
伊藤みき(イトウ ミキ) 女子モーグル
里谷多英(サトヤ タエ) 女子モーグル
村田愛里咲(ムラタ アリサ) 女子モーグル
瀧澤宏臣(タキザワ ヒロオミ) 男子スキークロス
福島のり子(フクシマ ノリコ) 女子スキークロス

スキー:スノーボード

青野 令(アオノ リョウ) 男子ハーフパイプ
國母和宏(コクボ カズヒロ) 男子ハーフパイプ
村上大輔(ムラカミ ダイスケ) 男子ハーフパイプ
工藤洸平(クドウ コウヘイ) 男子ハーフパイプ
山岡聡子(ヤマオカ ソウコ) 女子ハーフパイプ
中島志保(ナカシマ シホ) 女子ハーフパイプ
岡田良菜(オカダ ラナ) 女子ハーフパイプ
野藤優貴(ノフジ ユウキ) 男子パラレル大回転
竹内智香(タケウチ トモカ) 女子パラレル大回転
家根谷依里(ヤネタニ エリ) 女子パラレル大回転
藤森由香(フジモリ ユカ) 女子スノーボードクロス
土井奈津子(ドイ ナツコ) 女子スノーボードクロス

スケート:スピードスケート

加藤条治(カトウ ジョウジ) 男子500m
長島圭一郎(ナガシマ ケイイチロウ) 男子500m、1000m
太田明生(オオタ アキオ) 男子500m
及川 佑(オイカワ ユウヤ) 男子500m
小原唯志(オバラ タダシ) 男子500m、1000m、1500m
羽賀亮平(ハガ リョウヘイ) 男子1000m
杉森輝大(スギモリ テルヒロ) 男子1000m、1500m、チームパシュート
土井槙悟(ドイ シンゴ) 男子1000m、1500m、チームパシュート
平子裕基(ヒラコ ヒロキ) 男子5000m、10000m、チームパシュート
出島茂幸(デジマ シゲユキ) 男子5000m、10000m、チームパシュート
小平奈緒(コダイラ ナオ) 女子500m、1000m、1500m、チームパシュート
吉井小百合(ヨシイ サユリ) 女子500m、1000m、1500m
岡崎朋美(オカザキ トモミ) 女子500m、1000m
新谷志保美(シンヤ シホミ) 女子500m
髙木美帆(タカギ ミホ) 女子1000m、1500m、3000m、チームパシュート
田畑真紀(タバタ マキ) 女子1000m、1500m、チームパシュート
穂積雅子(ホヅミ マサコ) 女子1500m、3000m、5000m、チームパシュート
石澤志穂(イシザワ シホ) 女子3000m、5000m
名取英理(ナトリ エリ) 女子3000m、5000m

スケート:フィギュアスケート

髙橋大輔(タカハシ ダイスケ) 男子シングル
織田信成(オダ ノブナリ) 男子シングル
小塚崇彦(コヅカ タカヒコ) 男子シングル
浅田真央(アサダ マオ) 女子シングル
鈴木明子(スズキ アキコ) 女子シングル
安藤美姫(アンドウ ミキ) 女子シングル
リード キャサリンマーガレット(リード キャサリンマーガレット) アイスダンス
リード ロバートクリストファー(リード ロバートクリストファー) アイスダンス

スケート:ショートトラック

藤本貴大(フジモト タカヒロ) 男子500m、1000m、1500m
桜井美馬(サクライ ビバ) 女子500m、1000m、1500m、3000mリレー
伊藤亜由子(イトウ アユコ) 女子1000m、3000mリレー
小澤美夏(オザワ ミカ) 女子1000m、1500m、3000mリレー
酒井裕唯(サカイ ユイ) 女子500m、3000mリレー
貞包紘子(サダカネ ヒロコ) 女子1500m、3000mリレー

バイアスロン

井佐英徳(イサ ヒデノリ) 男子スプリント、15km、20km、パシュート
鈴木芙由子(スズキ フユコ) 女子スプリント、12.5km、15km、パシュート

ボブスレー:ボブスレー

鈴木 寛(スズキ ヒロシ) 男子2人乗り、4人乗り
小林竜一(コバヤシ リュウイチ) 男子2人乗り、4人乗り
土井川真二(ドイガワ シンジ) 男子4人乗り
宮内 優(ミヤウチ マサル) 男子4人乗り
桧野真奈美(ヒノ マナミ) 女子2人乗り
浅津このみ(アサヅ コノミ) 女子2人乗り

ボブスレー:スケルトン

田山真輔(タヤマ シンスケ) 男子スケルトン
越 和宏(コシ カズヒロ) 男子スケルトン
小室 希(コムロ ノゾミ) 女子スケルトン

リュージュ

原田窓香(ハラダ マドカ) 女子1人乗り
安田 文(ヤスダ アヤ) 女子1人乗り
小口貴久(オグチ タカヒサ) 男子1人乗り

カーリング

目黒萌絵(メグロ モエ) スキップ
近江谷杏菜(オオミヤ アンナ) サード
本橋麻里(モトハシ マリ) セカンド
石崎琴美(イシザキ コトミ) リード
山浦麻葉(ヤマウラ マヨ) リザーブ

メダルの行方

前回のトリノ大会では女子フィギュアスケートの荒川静香選手の金メダル1つに終わった日本勢。

4度目のオリンピックで初のメダルを狙う女子モーグルの上村愛子選手、ハイレベルな代表争いを演じた女子フィギュアスケートや復活を果たした男子フィギュアスケートの高橋大輔選手、そして、スーパー中学生髙木美帆選手などにメダルの期待がかかる。

2月12日からの17日間でいくつのメダルを獲得できるのか。
期待をせずにはいられない。