本記事は、2010年2月10日に掲載された、G-Search sideB記事を再掲載しています。

今年のバレンタインデーは、残念ながら?日曜日ですね。

本命チョコ、義理チョコに加え、会社の上司に向けた「義務チョコ」なんかも最近話題のキーワードだそうですが、日曜日では渡す機会も少なそう。

というわけで、今回は柄にも無く「チョコ」をテーマに調べてみようかと思い、早速「G-searchの新聞・雑誌記事横断検索」で「チョコレート」というキーワードを使って過去1年分の記事を検索してみました。

すると、5306件ヒット!
これを月別の件数で並べ替えてみると・・・。

※チョコレートに関する記事が掲載された件数
 2009年 2月:1222件
 2009年 3月: 444件
 2009年 4月: 336件
 2009年 5月: 299件
 2009年 6月: 224件
 2009年 7月: 337件
 2009年 8月: 284件
 2009年 9月: 329件
 2009年10月: 357件
 2009年11月: 358件
 2009年12月: 479件
 2010年 1月: 647件

こんな結果になりました。
2月の件数は圧倒的!他の月の4倍近くもチョコレートの記事があります。
予想された結果ですが、改めて数字にすると面白いですね。

さて、人気のチョコレートの魅力を深掘りしてみましょう。

チョコレートってそもそも何なの?

イギリス人が固形のチョコレートを考案するまでは、チョコレートといえば飲み物を意味しました。

カカオの種子を発酵・焙煎したカカオマスを主原料とし、これに砂糖、ココアバター、粉乳などを混ぜて練り固めて作ります。

要するにカカオってわけですね。カカオには、カフェインのほか、興奮作用を持つテオブロミンを含むため、薬用として利用されてきたとのことで、体に良い食品ということです。

小生が得意な料理の話題に誘導してまいりましたが。(笑)

日本人とチョコレートの歴史

<江戸時代から明治初期まで>

日本のチョコレートに関する記述は、18世紀の長崎の遊女がオランダ人から貰ったものを記したリスト「長崎寄合町議事書上控帳」に「しよくらあと」として登場するのが最初だそうです。

もともと、アメリカで栽培されていたカカオをスペインが自国に持ち帰り、その後、フランスやイギリスを中心としたヨーロッパに広まったそうで、特に上流階級で好まれた物だそうです。

<明治維新から第二次世界大戦まで>

日本初の国産チョコレートは、米津風月堂が1878年に製造したものです。
新聞に掲載された日本初のチョコレートの広告には貯古齢糖という漢字を当てていました。

<第二次世界大戦後>

戦後の日本では、安価なものから高価なものまでさまざまなチョコレート菓子が販売されるようになったそうですが、当時、板チョコ1枚買うお金で大福15個買えたということなので、相当高級品であったことは間違い無さそうです。

※おもしろご参考-昭和26年ごろの物価
 コーヒー(一杯)30円
 映画館入場料80円
 山手線初乗り運賃10円
 都立高校授業料6千円(全日制)
 銀行員の初任給3000円
 公務員初任給5500円(上級職試験合格)
 理髪料金60円

物によって違いますが、今の値段の20分の1から40分の1ぐらいでしょうか。

かなり脱線しましたが、歴史もあり、栄養もあり、美味しいチョコレート。
こここで一つなぞかけと行きますか!

チョコレートとかけて野球とときます。

そのこころは、

どちらも、ベースは板です。

お後が宜しいようで。m__m

参考