本記事は、2009年5月12日に掲載された、G-Search sideB記事を再掲載しています。
ゴールデンウィークが終わりました。みなさん楽しかったですか?
何やら例の高速料金1000円均一セールのおかげで、高速道路の渋滞がスゴイのスゴクないのと報道されていたとかいないとか・・・。
個人的な理由でどこにも行けなかった筆者は「どこまで乗っても1000円だったらみんな出かけるだろうなぁ。いいなぁ。でも渋滞で動けないに違いない。わはは。高速だか駐車場だか分からんようになってるはずだ。目的地に着く頃にはゴールデンウィークなんか終わってる。帰ってこなくてよし。わはは」 と毒づくとともにモノスゴイ渋滞に思いを馳せていました。
で、気になったのはゴールデンウィークにどれほど渋滞するのかということです。
G-Searchの『新聞・雑誌記事横断検索』から過去のニュースから有名渋滞の名所のGWの渋滞を調べてみました。
有名渋滞としてエントリーしたのは次の4つ。です。
- 東名高速「綾瀬バス停」
- 中央高速「小仏トンネル」
- 関越自動車道「花園IC」
- 東北自動車道「大谷パーキングエリア」
有名渋滞の過去の状況
それぞれの過去の渋滞状況は次の通りです。
1. 東名高速「綾瀬バス停」
2000.05.06 綾瀬バス停付近(同県)で43キロ
2000.05.09 綾瀬バス停付近から50キロ
2001.05.05 綾瀬バス停(神奈川)付近で35キロ
2004.05.01 綾瀬バス停付近で33キロ
2. 中央高速「小仏トンネル」
1996.05.06 小仏トンネルを先頭にした渋滞は、昼過ぎから
50キロ前後
1997.05.05 小仏トンネル付近で午後3時ごろに60キロ
1998.05.05 小仏トンネルから46キロ
1999.05.07 小仏トンネル付近を先頭に最高72キロ
2000.05.06 小仏トンネルから山梨県の甲府南ICまで最大60キロ
2001.05.06 小仏トンネルを先頭に約49キロ
2002.05.08 小仏トンネル付近を先頭に約43キロ
2004.05.04 小仏トンネルを先頭に約25キロ
2006.05.05 小仏トンネル(東京都八王子市)を先頭に
中野トンネル(大月市)付近まで27キロ渋滞
2007.05.06 中央道では小仏トンネル(東京都-神奈川県間)から
24キロ
2008.05.06 小仏トンネル付近で30キロ
2009.05.09 小仏トンネル付近の33キロ
3. 関越自動車道「花園IC」
1999.05.01 花園ICを先頭に約50キロ
2001.05.04 花園インター(同)付近を先頭に12キロ
2003.05.04 花園インターチェンジ(IC)を先頭に55キロ
2004.05.02 花園インターチェンジ(埼玉県)を先頭に最大53キロ
2005.05.04 花園インター(埼玉県花園町)で午前9時ごろ、61キロ
2006.05.03 花園インターチェンジ(埼玉県深谷市)付近で55キロ
2007.05.05 花園インター(埼玉県)付近で約27キロ
2008.05.04 花園インター(埼玉県)を先頭に57キロ
2009.05.03 花園インターチェンジ(IC)―所沢IC間下りで発生した
42キロ
4. 東北自動車道「大谷パーキングエリア」
1993.05.01 大谷(栃木県)で18キロ
1995.05.04 川口(埼玉県)付近から矢板(栃木県)まで120キロに
わたって車の列が続いたが、夕方には、大谷(栃木県)
付近で30キロ
1996.04.27 大谷パーキングエリア付近で29キロ
1997.05.05 大谷パーキングエリア付近で午後四時ごろに50キロ
1998.05.05 大谷パーキングエリアで同日夕、64キロ
2003.05.04 大谷パーキングから矢板インター付近で断続的に
15・7キロ
データベースで調べたところ、キングオブGW渋滞は「1995.05.04 川口(埼玉県)付近から矢板(栃木県)まで百二十キロにわたって車の列が続いた」です。東京から西に向かうと甲府あたりまで渋滞です。うんざりですね。
今年はどうだったのか?
筆者が望んだような駐車場のような高速道路にはならなかったようですが、高速道路各社によると、GW期間(4月25日~5月6日)中の30キロ以上の渋滞は、前年の約2倍の58回を数えたとのことです。
ただ、どこまで行っても1000円なので、首都圏近郊の観光地では逆に客足が減ったとの情報もあります。
また、高速道路の利用者が増えたことで他の交通機関にはマイナスの影響が及び「税金を使った破格の値下げには対抗できない」との声もあります。そりゃそうだ。
最後に
全然関係ないけど、バイクの高速料金が普通車と一緒っておかしいでしょ!タイヤ半分しかないのに!
参考
- ETC総合情報ポータルサイト – ETCに関する豊富な情報が満載です。
- JARTIC 日本道路交通情報センター – 高速道路や一般道のリアルタイム情報を確認