本記事は、2010年9月30日に掲載された、G-Search sideB記事を再掲載しています。

四十路も半ばをすぎると、途端に体のあちこちに変化というかトラブルが発生してきますね。
肩こりや、腰の痛み、はたまた背中の痛み。特に目に関しては、はっきりとそれがわかります。しょぼしょぼしてきたり、近くのものはメガネをはずさないとぼやけたり、細かい文字はもはや読めないモノと。さらには、長時間パソコンに向かっていると、首や肩や背中がパンパンに張ってきて泣きたくなることも。

ということで、今回は、目について、特に眼精疲労の原因と対処方法に迫ります。

眼精疲労とは?

眼精疲労(がんせいひろう)とは物を見ているだけで目が疲れたり痛みを感じ、目のかすみや頭痛、嘔吐などが起きる状態。 疲れ目とは異なり、睡眠をとっても症状が回復しないほどの重度な症状を言う。(ウィキペディアより)

小生などは、パソコンに向かっていると段々目の奥に引っかかりを感じるようになります。今日は、朝から晩までパソコンパソコンだったので、特に目がゴロゴロ。これじゃ体に良いわきゃないよ。わかっちゃいるけど辞められない♪

ノッテいる場合じゃなくて、真面目に、自分の目はどうなっちゃうんだろうなんて思ったりもします。

そこで、パソコンを使って「G-Searchの新聞・雑誌記事横断検索」で「眼精疲労 パソコン」というキーワードで早速調べてみました。

すると、467件のヒット。やはり、世の中にはパソコンによる眼精疲労でお悩みの方が多いのでしょうかね。

眼精疲労の症状

  • 目が乾いて、開きにくい。
  • 目が乾くため、コンタクトレンズがつけられない。
  • 目が痛い。
  • 光が眩しく感じる。
  • ものがかすんで見える、薄暗いところのほうがものが見やすい。
  • 電灯などを見たときに光の周りに輪が見える。
  • 眼球を押すと固い。
  • 目を数分間閉じて、その後に目を開くと暗闇の中に光が見える。
  • 視野が極端に狭くなる。
  • 眼球を押すと柔らかい。

などなど、さまざまです。
その結果、頭痛、腹痛、胃痛、肩こり、倦怠感、吐き気などにつながっていくらしいです。

治療と予防

まず、上記症状のある方は次の点に思い当たる節はありませんか?

  • メガネやコンタクトレンズがあっているのか
  • 紫外線が目を刺激してはいないだろうか
  • パソコンをぶっ続けで見ながら作業をしていないだろうか
  • ストレスが溜まっているか、またストレスを発散していないか

そんな方は眼精疲労を疑ってみてはいかがでしょうか。
治療については、専門医にかかるのがベストかもしれませんが、家でできる治療もあるようです。

目を温める(ホットパック)
単純に目を温める方法です。やり方としてはハンドタオルぐらいの大きさのものを50~55℃ぐらいのお湯につけ絞ったものを5分間、目の上に乗せておきます。
目を冷やす(アイスパック)
ホットパックとほぼ同様のやり方です。今度は冷水につけて絞ったハンドタオルを5分間、目の上に乗せておきます。
眼球ストレッチ
凝り固まった毛様体筋、眼球周辺の筋肉をほぐします。

  1. 眼球をぐるぐる回す
  2. ギュッときつく閉じるまばたきを繰り返す
  3. 目の前に人差し指をたて、人差し指と遠くの物を交互に見る
  4. 目の前に人差し指をたて、指を鼻先まで近づけたり、離したりする
目のツボ刺激
目のツボを刺激する方法は眼精疲労に非常に効果的です。目に効くツボすべてを紹介することはできませんので代表的なものをいくつか紹介します。

  1. 天応・・・まゆ頭から2~3㎜下のくぼみにあります。
  2. 晴明・・・目頭の内側のくぼみにあります。
  3. 四白・・・黒目の真下3cmのほおあります。
  4. 合谷・・・手の甲の親指と人差し指がつくる小さな谷にあります。

眼精疲労にならない究極の方法は目を使わないということですが、それはさすがにそれは無理なので、「目に負担のかからない生活を心掛ける」というのが眼精疲労を防ぐ上で最も重要な話になります。

眼精疲労を防ぐ目の負担の減らし方

パソコンや読書をする際は背筋をのばして、正しい姿勢で行います。部屋の照明の明るさにも十分気を配ります。

また、一点凝視を続けないように定期的に視線をそらせるなどの工夫をおこない、30分毎、最低1時間毎にできれば休憩を入れたいものです。

パソコンや読書、テレビなどを見るときにいえることですが、視線をやや見下ろす位置に対象物をもってくると目への緊張が最小限で済みます。

目の緊張を軽減するという意味では色の使い方にも工夫が必要です。緑が目にいいのは有名ですが黄色やクリーム色なども目にやさしい色です。

とは言うものの、今の時代パソコンや携帯電話無しでは生きていけないし、さらには、最新のPDAも続々登場。現代人は、体より目を酷使して働くものなんですね。
おー目が痛い!!!!