本記事は、2011年9月12日に掲載された、G-Search sideB記事を再掲載しています。

「うわっ...私の年収、低すぎ...?」
皆さんも、一度は目にしたことがありますよね。とある転職紹介会社さんのWeb広告です。
この文章だけでも相当インパクトはありますが、「引きつった女性の何とも言えない表情」との相乗効果?で、とてつもないインパクトをかもし出してます。
※「何コレ?」という方は、yahoo、googleなどのサーチエンジンでこのキーワードで「画像検索」してみてください。

自分自身、あまり気にしてなかったのですが、うちの妻から指摘を受けてしまい(涙...)、G-Searchデータベース 新聞・雑誌記事横断検索を使って、世間の状況について調べてみました。

上場企業平均年収ランキング

ありましたよ、ドンピシャな記事が!

「特集 他人(ひと)に教えたくない 本当の給料」 2011年7月16日号 週刊ダイヤモンド

たいへんボリュームのある特集記事でした。特に、上場3227社の「平均年収」、「平均年齢」、「従業数」データは圧巻です。また、それに加えて「業界別平均年収」も載っているので、その業界の景気の良さが一目瞭然でした。例えば、平均年収の高い業界上位TOP3は、この業界でした。

1位: 保険「837万円」
2位: 鉱業「806万円」
3位: 海運「796万円」

ただ、リーマンショックや震災などの影響で『減収時代』が忍び寄ってきているとのこと...しばらくは、厳しい時代が続くのでしょうか?
あと、転職支援のプロが教える年収アップの「3種の神器」なるものを紹介していました。キャリアアップ・収入アップを目指す方は、参考になると思います。

私:「この会社(弊社の同業他社さん)がこれぐらいなんだから、分相応じゃない?」
妻:「私の脳内データベース(友達や周りの人から聞いた情報らしい)と比較すると、ちょっとねぇ..」
私:「...(涙)」

食える仕事 食えない仕事

もう一つ大変興味深い記事を見つけました。

「特集 10年後に食える仕事 食えない仕事」 2011年8月27日号 週刊東洋経済

これは年収というか、「食えるか 食えないか」という切り口で迫っています。これから10年の日本人を取り囲む職場環境の劇的変化を踏まえて、20職種の未来を徹底予測しています。
今後は、日本企業のグローバル化が加速し、就職のライバルはもはや日本人だけでなく、「外国人」とも競い合わなければならない厳しい時代になるんだとか...
ただ、グローバル化しても日本人に残る仕事、つまり日本人のメリットを生かせる職種とそうでない職種がある、というのが、この記事のポイントだと思います。

また、「中国人に奪われる仕事、奪われない仕事」と題して、オフショアの最前線についての記事も大変興味深かったです。今までは、下流工程中心だったのが、オフショアの波はこれからは上流にもどんどん進んでいく、と予想しています。
正直これは、他人事ではない感じです...

あと、「国家資格 10年後の未来像」と題する記事では、医師や弁護士までにも激変の波が押し寄せる、としています。
安定・安泰職種の代表格ですが、本当に厳しい時代になりそうです。

これから、転職や就職を考えている方には、とってもオススメの記事ですので、ぜひご覧ください。