本記事は、2009年6月26日に掲載された、G-Search sideB記事を再掲載しています。
競泳日本代表の「愛称」が「トビウオジャパン」になったそうだ。
「侍ジャパン」「火の鳥NIPPON」
・・・「Xジャパン」(おっと、これは違った!)
しかし「監督名+ジャパン」ブームは去っていったか・・・がんばれ「岡田ジャパン!!!」 そんなこんなを思いつつ、今回は「愛称」について調べようと思いあれこれみていたらおぉ、そういえばあったではないか。その名も「カエル!ジャパン」
今回は「カエル!ジャパン」についてG-Searchの『新聞・雑誌記事横断検索』を使って調べてみた。
「カエル!ジャパン」とは
「カエル!ジャパン」キャンペーン。「働き方を変えよう。」
仕事と生活の調和(ワークライフバランス)を推進する内閣府の国民運動である。
「仕事以外の大切な時間に『カエル』」「働く時間の使い方を『フリカエル』」などの言葉と掛けて「カエル!ジャパン」というシンボルマークも作った。政府は、2008年を「調和元年」としているが・・・。
仕事と生活の調和(ワークライフバランス)
「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、 子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」ことを指すそうだ。
もともとはアメリカやイギリスなど欧米で普及した「働き方と生き方全般」についての概念であるとのこと。日本では少子化対策・男女共同参画、労働時間政策等にて語られることが多いみたいだが。
思想としては理解できるが、実現に向けては・・・「不況が働く環境を悪くし、仕事と家庭生活の調和を阻む。」なんて記事も。また、「フルタイムだけでなく、子育て期や親の介護期など、状況に合わせてパートや派遣などの働き方が選べることも必要だ。」とも。
まさに「言うが易し、行なうは難し」の非常に困難なテーマであるように思える。
そもそもの「社員個々のモチベーション」の違いもある為、「普段からあまり仕事をしない人」が権利ばかりを主張し、会社も受け入れた結果、「仕事をする人」のモチベーションが下がってしまい困っている等、企業の人事担当者が頭を抱えているところも少なくないと聞く。
それでも最近では様々な企業でワークライフバランスをテーマに講演会を実施するなどして、積極的に取り組まれているそうだ。取り組み自体が「企業イメージアップ」に寄与している、とか。企業にとっては、「作業効率を上げて、残業・コスト減」企業も社員もハッピーな展開のように思えるが、低所得な私はまだまだお仕事重視でもっとバリバリ働かないと。
お仕事プリーズ。
ところで、マイケル・ジャクソンが亡くなったそうだ。
マイケルは私が幼心に、アメリカとか世界とかを身近に感じた最初の一人といっても過言ではない。私のIPODに未だに彼の曲を入れてあり、ワークライフバランスを意識しつつ、「早くカエって(カエリながら)」いつも聞いているのだがもういないとなるととても残念に思う。
とにもかくにもいろいろな意味で世界中に注目された「BAD」で「Dangerous」で「Thriller」な男だったなー。
ご冥福をお祈り申し上げます。
参考
- カエル!ジャパン – ワーク・ライフ・バランス| 内閣府男女共同参画局