本記事は、2010年8月16日に掲載された、G-Search sideB記事を再掲載しています。

毎日続くこの暑さ、体の中からてっとり早く冷やせるアイスが売れ行き好調の模様。最近アイスの定番「ガリガリ君」が品薄状態というニュースをよく耳にします。

今回はこの夏大人気のガリガリ君についてG-Searchの新聞・雑誌記事横断検索で調べてみた。

お天気に翻弄されるガリガリ君

ガリガリ君は1980年「子供が遊びながら片手で食べられるかき氷が出来ないか?」という思いから商品開発がスタート、外側のキャンディー部分と中側のしゃりしゃり氷部分からできているアイスです。

1981年に赤城乳業から販売されて以来、皆さんもご存知のとおり子供から大人まで幅広く愛されている人気の氷菓商品です。

ただ今年のように7月の販売本数が前年同月比約6割増に達し「増産しても需要に供給が追いつかない」好調の年もあれば、去年のような日照不足による天候不順の年は前年の20%減という低調な年もあり、ガリガリ君の人気は天候に大きく左右されているようです。

ガリガリ君のプロフィール

赤城乳業のHPをのぞいて見ると、ガリガリ君にはプロフィールもあるようです。

名前:ガリガリ君
年齢:小学生
住所:埼玉県深谷市
秘密:変身するとシャリシャリ君になる

ざっくりとしたプロフィール、4番目の情報で秘密を漏らしちゃってるあたりが、なんとも言えないかわいらしさです。

またガリ子ちゃんという家族もいて、ガリガリ君は元気でやんちゃな小学生、ガリ子ちゃんはやさしい幼稚園生とのこと。

しかし「その他家族はいません」というちょっぴり寂しい家族構成。いつも元気そうなガリガリ君も複雑な家庭環境で、意外と苦労人か?というのは勝手な妄想です。

次々と発売される新フレーバー

ガリガリ君の定番とと言えばソーダ味ですが、その他にもたくさんの味の種類がありました。今年に入ってからだけでも

  • 「ガリガリ君 梨」発売 2010.07.05 日本食糧新聞
  • 「ガリガリ君 レモンスカッシュ」発売 2010.05.21 日本食糧新聞
  • 「ガリガリ君 白桃」発売 2010.03.26 日本食糧新聞

こんなに短い期間で新商品がどんどんと発売されていました。

それに加えて新聞記事によると、製品の硬さを強化して、スティックの抜けやすさ、みつだれを防止するなど、改良が加えられいるようです。

定番と思っていたコーラ味も密かに改良され、進化しているではありませんか。

その他、ガリガリ君にガリガリッチくんというシリーズも存在します。

さっぱりなガリガリ君に対して、とにかく濃厚が売りのガリガリッチくん。お値段もガリガリ君が60円なのに対し100円とリッチな価格です。

ただこちら40円の差とは思えないリッチな美味しさで、私はガリガリッチくんシリーズのミルクミルクやバニラバニラを一時期買い占めていたほどです。

加えて、ガリ子ちゃんのシリーズもあるようです。ガリ子ちゃんの方はクリームソーダ、クリームバナナ、クリームレモン・・・etc、クリーム系で展開しています。

こんなにもガリガリ君がバラエティ豊かだったとは。

まだまだ暑い日は続きそうですが、ガリガリ君を楽しんでいるうちに、何とか乗り切れそうな気がしてきました。

参考