いよいよ開始!エコポイントの疑問をおさらい

本記事は、2009年6月23日に掲載された、G-Search sideB記事を再掲載しています。

不況下の景気対策として「エコポイント」制度が開始した。新聞やテレビニュースで最近目にする機会が増えてきたこの制度。よくよく考えると、何がどうなる制度か知らない人も多いのでは?

自分もこの機会に15年来愛用した洗濯機を買い換えたいと考えているが、いざ「エコポイント」って何?と考えると、環境に優しい家電製品を買うとポイントがもらえるらしい、という漠然とした事しか判らない。

そこで今回は、G-Searchの『新聞・雑誌記事横断検索』を使い「エコポイント」について調べてみた。

目次

  1. エコポイントはどうやって貰えるのか
  2. エコポイント事務局への申請が必要
  3. 何と交換できるのか?
  4. 環境配慮面からの疑問

エコポイントはどうやって貰えるのか

まずは「エコポイント」とは何かをおさらいしたい。
これは経済対策の一環として政府が実施する制度だ。環境庁のサイトによると、地球温暖化対策の推進、経済の活性化及び地上デジタル放送対応テレビの普及を図る事が目的とされている。

経済対策と環境対策が主旨としてあるのだが、地デジの普及が目的に含まれているのが意外だ。

ポイントは、省エネ性能を示す「省エネラベル」で原則4つ星以上のエアコン、冷蔵庫、地デジ対応テレビを買うと貰える。自分は洗濯機の買い替えを検討していたがポイントは貰えないという事だ、残念。

対象は現在約2,000機種で「エコポイント対象商品」のマークが目印。
もらえるポイントは「機能ごと」に変わるそうだ。

ここで気をつけたいのは、ポイントは機能ごとに付く事。同じ商品を買った場合、購入価格が違っても貰えるポイントは変わらないという事だ。安売りのお店で買っても同じだけのポイントが貰えるのでお得感が増す。

エコポイント事務局への申請が必要

エコポイントを貰うには、エコポイント事務局への申請が必要だ。領収書の原本と保証書のコピー、家電リサイクル券のコピー(リサイクルした場合)が必要で、それをエコポイント事務局に送ればポイントが加算される。申請は事務局のホームページか、郵送で可能とのことだ。

申請すると「エコポイント」が貯まり、このポイントに応じた商品と交換することになる。インターネットを使えば、サイト上からポイントを確認できるらしい。

もちろん郵送でも申請は可能。商品リストや申請書は6月中に家電販売店や郵便局に置かれる。また、使い残したポイント数は事務局から連絡がある。

何と交換できるのか?

2009年6月19日に、政府からポイントと交換できる商品が発表された。当初は計271件の商品やサービスが対象となっており、7月以降も交換できる商品が増える見込みという。

ポイントは申請しておけば、2012年3月31日まで使えるので、より欲しい商品が登録されるのを待つ手もありそうだ。

6月19日時点で登録された商品の内訳は次の通り。

  • 商品券・プリペイドカード(207件)
  • 地域産品(55件)
  • 環境配慮製品(9件)

環境配慮面からの疑問

見ると大多数が商品券やプリペイドで「エコポイント」と言う割には環境に関する商品は少ない事に気がつく。

商品券やプリペイドカードの提供企業は、環境団体への寄付が義務づけられているなど、一応の配慮はあるようだが、やはり「エコポイント」は景気刺激の側面が強いのだろうか?

新聞記事を調べると「果たして本当に温室効果ガスの削減につながるのか」という疑問が、各方面から上がっている事が紹介されていた。

「大型商品の方がエコポイントが高い」
「大型の液晶テレビへの買い替えで電力消費が増えるケースもある」
「まだ利用できる家電を廃棄すればかえって環境に負荷がかかる」

というのが疑問の声のようだ。

個人的な意見としては、電化製品の進歩を考えると新型製品の方がエネルギー効率は良いだろうから、これはこれでありかと思う。ただ、地デジ普及を個別に目標とするならば、あと一声、買い替え検討している洗濯機も対象にして欲しかったな。

参考

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