油断大敵、ひったくりに注意しましょう

本記事は、2010年9月9日に掲載された、G-Search sideB記事を再掲載しています。

新聞やニュース等でほぼ毎日目にする・・・といっても過言ではないかもしれない犯罪、ひったくり。
あまりに良く聞く単語ゆえ、「ああ、またか」と他人事になってしまいがちですが、それだけ身近に起こり得る事件でもあります。

筆者の近辺でも先日、知り合いの女性がひったくりに遭遇、
手にしていたバッグだけではなく、財布に携帯、スケジュール帳まで全て取られてしまいました。
アパートの鍵も一緒だったため、家に入るのも苦労したとか。

クレジットカードの停止や鍵の付け替えなど、対応に苦慮している様子などを聞き、自分もようやくひったくりの恐ろしさを認識。
万が一被害に遭い、携帯電話や手帳から仕事上の情報が流出したとすれば、自分だけの問題ではありません。

もしもの時の怖さと同時に、その時まで何も考えてなかった自分の防犯意識の甘さを身につまされました。

そんなわけで「ひったくり」とその対策を勉強するべく、G-Searchの新聞・雑誌記事横断検索で調べてみました。

目次

  1. 全国のひったくり発生状況
  2. ひったくりを防ぐには
  3. 「自分だけは・・・」が危ない

全国のひったくり発生状況

平成21年における全国の年間ひったくり発生件数は全国合計で「19036件」になります(愛知県警察HPより)。
発生件数ワースト5は以下の通り。

1位・・・大阪(3169件)
2位・・・神奈川(2472件)
3位・・・東京(2304件)
4位・・・千葉(2211件)
5位・・・埼玉(1862件)

1位の大阪では年間3000件以上ものひったくりが発生しており、1日平均では8.6件にもなります。
なお、この数字はあくまでも認知件数ですので、実際の発生数は更に多いと考えられます。

そして、ひったくり被害者の約9割は女性。男性は約1割と、非常に偏っています。
ひったくりは女性が狙われる傾向が強いようです。
女性が狙われる理由として

  • 女性の場合、財布などの貴重品はカバンにしまうことがほとんど(男性の場合はズボンのポケット)
  • 非力な女性ならば安心して逃げられる(追いかけられにくい)

等が考えられます。
とはいえ男性の被害も皆無ではありませんので、油断は禁物。

事件の発生時間は20時から24時の夜間~深夜帯がピーク。
深夜の帰宅は人通りも少なくなるため、特に注意しましょう。

犯人の形態の過半数を占めるのが「オートバイ(57.4%)」
スピードが出る上に片手運転も可、ヘルメットを着用すれば顔もわからないというのが理由だとか。
バイクに次いで多いのが「徒歩(18.0%)」に「自転車(16.6%)」。
いずれも外出時にすれ違うものばかりですが、ゆえに「狙われている」という危機意識が重要ですね。

ひったくりを防ぐには

大事なのが「スキを作らないこと」。ひったくりは自宅の前でも発生します。
徒歩の場合バッグは車道側に持たず、建物や壁側に持つ、あるいはタスキ掛けにする。
後方からバイクや自転車が近づいてきたら(音が聞こえたら)後ろを振り向いて警戒していることをアピール。
犯人は顔を見られることを嫌います。
また、人通りのある道を選ぶことも重要です。

最近増加している「ながら歩き」も禁物。
「歩きながらの携帯・音楽プレイヤーの操作」は周囲への意識が散漫になる上、イヤフォンをしていれば音も聞き取りにくくなりますので特に注意。

自転車などの場合は前かごにひったくり防止ネットやカバーをかける。
荷物の上に新聞や雑誌を置いておくだけでも大きな効果があるそうです。

銀行などでお金を引き出した後などは、周囲にも気を配りましょう。
犯人があなたの行動を観察している可能性があります。

ちなみに、大阪府では街頭に防犯カメラを設置した結果、ひったくり等の路上犯罪が減少したというデータもあるそうです。
行政側の今後の対応も期待したいところです。

「自分だけは・・・」が危ない

いかがでしょうか。

言われてみれば月並みなことの一つ一つが防止策となりますが、実際に意識されている方はなかなかいないのではと思います。
かくいう筆者もそのうちの一人で、歩きながらの携帯機器操作は耳が痛いところで反省しきり。
これをきっかけに気を付けたいと思います。

最後になりますが、個人的に一番大事だと考えているのが、「自分だけは大丈夫」と思わないこと。
「自分には関係ないこと」などと考えず、普段から当事者意識を持って行動することが重要なのだと思います。

皆様もひったくりに遭われぬよう、十分お気を付け下さい。

参考

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