テレビ新時代?–地デジ移行

本記事は、2011年7月27日に掲載された、G-Search sideB記事を再掲載しています。

地上波テレビ放送は、7/24正午、岩手、宮城、福島の東日本大震災の被災3県を除いて、デジタル放送(地デジ)に完全移行した。

が、24日時点で「(未対応は)10万世帯ぐらい残るのではないか」と言われている。

今回は、「地デジ移行」についてG-Searchを使って調べてみた。

そもそも、地デジ移行の理由って何?

「限りある電波を効率よく使おう」というのが狙い。携帯電話などの普及で、電波に空きがなくなってきた。デジタルは、アナログより間隔を詰めて周波数を割り当てることが出来るので電波に35%分の空きが出来るとのことだ。

知っていますか?「デジアナ」

この間、久々に実家に帰り、未だ買い換えられていないブラウン管式テレビをつけると、アナログ放送では「邪魔」だった画面内の大きすぎる「あと何日」告知がなくなっている。

画面上部に「デジアナ」下部には、2015年3月末でサービス終了の文字が表示されている。

調べてみると「デジアナ」は、デジタル放送をアナログに変えて送信するケーブルテレビ局による「デジアナ変換サービス」。

総務省の要請で始まった暫定措置で、2015年3月まで、有線テレビからのアンテナ線をつなげたアナログテレビで、地デジ放送を見ることができるそうだ。

通常のデジタル放送と比較すると、若干細かい制限はあるようだが、「今あるテレビを買い換えるのはもったいない」という人には朗報だ。しかも現在ケーブルテレビ利用なら追加料金はかからないらしい。

今さら、という人も多いかもしれない。「こんなサービスがあるならもっと積極的にアピールして欲しかった」・・・
私もその一人だ。泣

テレビが品薄?

地上デジタル放送を見るための機器が各地で品薄、従来のテレビでデジタル放送を見るためのチューナーは、商品によっては在庫がない状態だそうだ。

「チューナーがこんなに売れるとは」想定外の売れ行きに「予約注文で2週間待ち」「メーカーフル稼働も、新規入荷のめどたたず」等、大手家電量販店も対応に追われているようだ。

一方、テレビ離れも

国策での高齢世帯への訪問相談、電話による相談等「地デジ移行」対応も依然続いているようだがインターネットや携帯電話の普及などにより、既にテレビに存在感はなく、「なし」で暮らす人もいる。

一般家庭でも、面白くない・必要ないという意見が見られ、買い替えのコスト面も手伝ってか、食堂やホテル、学校の教室といったところからも、テレビが消えつつある。

面白い・面白くない以前に、震災時の緊急放送等、テレビの役割があるとは思うが、これを機にテレビ離れがすすむことになるだろう。

アナログテレビの音声をFMラジオで聴いてきた視覚障害の人たちは、デジタル化で聴けなくなるが、新たにテレビを買うだろうか?それともラジオで音声のみ聞けるサービスが復活するだろうか?

「テレビ新時代」いや、「新時代」の幕開けにより、本当に今後何がどう変わっていくか、注目である。

関連記事